育毛剤を付けると頭皮が痛くなる…そんな女性必見!痛みの原因と対策法とは

育毛剤を付けると頭皮が痛くなる…そんな女性必見!痛みの原因と対策法とは

育毛剤を使って頭皮に痛みが出るのは『肌の弱い女性だけ』と思っていませんか?

じつは頭皮に合っていない育毛剤を使うと、肌質に関係なく誰にでも『頭皮の痛み』が起こります。

さらに育毛剤による頭皮の痛みは、地肌の状態を悪くして髪の毛の成長を邪魔する原因にも…。

そこで今回は、育毛剤で頭皮が痛くなる原因や、育毛剤を使って痛みが出た時の対処方法、頭皮が痛くならない育毛剤の選び方などを説明します。

育毛剤で頭皮が痛くなる原因

育毛剤を使って起こる頭皮トラブル『痛み』。

ヒリヒリ、ピリピリ、チリチリ、人によって感じ方は違いますが、育毛剤を使って痛みが出たら不安になりますよね。

そこで、育毛剤による痛みはどうして起こるのか解説します。主な原因は次の3つです。

  • 刺激成分での痛み
  • アレルギー反応での痛み
  • つけ過ぎでの痛み

では、1つずつ説明します。

刺激成分での痛み

1つ目の原因は、刺激性成分による痛みです。

育毛剤には、頭皮の状態を整えて、髪の毛を太く抜けにくくする有効な成分が、色々と配合されています。

しかし、発毛や育毛に効果的な成分の中には、刺激性の強い物質が含まれていることもあり、気をつけなければいけません。

例えば、血行促進に有効なトウガラシエキスには、辛味・刺激成分として有名なカプサイシンが含まれています。

そのため、肌が弱い女性がトウガラシエキス配合の育毛剤を使うと、ピリピリとした痛みを感じることがあります。

また、防腐剤や紫外線吸収剤などの添加物が配合されている育毛剤も、刺激が強いので注意が必要です。

アレルギー反応での痛み

2つ目は、アレルギー反応で起こる痛みです。

特定の物質に反応して起こるアレルギー。育毛剤に配合されている成分の中に、アレルギー物質(アレルゲン)が含まれていると起こる症状です。

とくにアレルギー体質やアトピー肌は、アレルゲンに反応しやすく、痛みの他に赤みや湿疹などの症状が出ます。

また、過去に化粧品でかぶれたことがある、カニやエビ、桃やキウイなどを食べると喉がイガイガする、などの症状を経験した方も注意が必要です。

育毛剤によるアレルギーは、数日経ってから症状が現れることが多いので、痛みや赤みが悪化してしまい、改善までに時間が掛かることがあります。

つけ過ぎでの痛み

3つ目の原因は、育毛剤のつけ過ぎによる痛みです。

少しでも早く抜け毛が減るように…。そう思って育毛剤を必要以上につけると、成分の作用や刺激が強く出て痛みを感じます。

また、頭皮の環境バランスが崩れるので、刺激をはね返すバリア機能の働きが弱まり、痛みが現れやすい状態になります。

このように育毛剤を使って起こる痛みは、成分の強さや特定物質への反応、つけ過ぎが原因です。

しかし、育毛剤による痛みは、頭皮の状態とも深く関係しています。

そこで、次は『どんな頭皮状態だと育毛剤による痛みが出やすいのか』についてお話しましょう。

育毛剤による痛みが出やすい頭皮とは?

育毛剤による痛みは、頭皮の状態が悪いと出やすくなります。

とくに次のような頭皮状態で育毛剤をつけると、すぐに痛みを感じます。

  • 傷、ニキビ、湿疹がある
  • 日焼けしている
  • 乾燥している

それぞれを詳しく解説しましょう。

傷、ニキビ、湿疹がある

まず、1つ目は頭皮に傷やニキビ、湿疹がある場合です。

頭皮は爪でガシガシ掻いたり、力を入れてブラッシングすると、すぐに傷つきます。

また髪の毛に覆われているので、汗や皮脂を小まめに拭き取らないと、蒸れやすく雑菌が増殖しやすい部位です。

そのため、頭皮には目に見えない細かな傷がつき、雑菌によるニキビや湿疹が発生することも…。

このような頭皮状態で育毛剤をつけると、染みて痛みを感じることがあります。

日焼けしている

2つ目は、頭皮が日焼けしている場合です。

頭部は体の一番上にあり、紫外線を受けやすい部位なので、UV対策をしないと顔と同じように日焼けします。

とくに髪の毛が少ない分け目やつむじは、顔の3倍も紫外線を浴びていると言われているので、赤く炎症を起こしやすい部分です。

頭皮が日焼けすると、炎症物質が大量に発生して、痛みを感じる神経が刺激されるため、育毛剤をつけただけでも痛みが出ます。

乾燥している

3つ目は、頭皮が乾燥している場合。

女性の頭皮は、皮脂の分泌量をコントロールする男性ホルモンが少ないため、乾燥しがちです。

頭皮が乾燥すると、外部からの攻撃を防ぐバリア機能の働きが弱くなるため、ちょっとした刺激に反応してしまいます。

また、刺激を感じる神経が敏感になるので、低刺激の育毛剤をつけただけでも痛みを感じます。

このように頭皮の状態が悪いと、育毛剤による痛みが出やすいので、自分の地肌の状況を把握することも大切です。

次は、育毛剤による痛みが出た時の対処方法を説明します。

育毛剤で頭皮が痛くなった場合の対策法

育毛剤を使って痛み出たら、すぐに使用を止めてください。そのまま使い続けると、薄毛が進行します。

ここで紹介する対処方法は、育毛剤の使用を中止した後の3つです。

  • 育毛剤を洗い流す
  • 頭皮の状態を確認する
  • 肌質に合った育毛剤に変える

では、1つずつ解説します。

育毛剤を洗い流す

まず1つ目は、育毛剤を洗い流すことです。

育毛剤を使って痛みが出るのは、頭皮と育毛剤が合っていないから。すぐに洗い流しましょう。

頭皮についた育毛剤を洗い流すことで、痛みが半減することもあるのでおすすめです。

洗い流す時は、頭皮に負担が掛からないようにぬるめのお湯で優しくすすぎます。

また頭を拭くときは、摩擦で痛みがぶり返さないように、タオルで押えて水分を取るようにします。

ちなみに育毛剤を洗い流しても痛みが治まらない場合は、冷やしたタオルを頭に乗せるのも効果的です。

頭皮の状態を確認する

2つ目の対策法は、頭皮の確認です。

育毛剤の使用を止めて、洗い流したら、次に頭皮の状態を鏡で確かめます。

頭皮に『痛みが出る』と言うことは、何らかの症状が発生している証拠です。赤みや湿疹がないか、かゆみを感じないか確認します。

そして、痛み以外の症状がわかったら、触ったり、掻いたりせずに2~3日様子を見ましょう。

もし、痛みやその他の症状が1週間以上続くなら、皮膚科へ行くようにしてください。

肌質に合った育毛剤に変える

肌質に合った育毛剤に変える

3つ目は、育毛剤の変更です。

育毛剤を使って痛みが出たら、その商品の継続は諦めたほうがいいでしょう。

そのまま使い続けると頭皮状態が悪化して、抜け毛が増加。薄毛の進行が速くなって、改善に時間が掛かってしまいます。

最近は女性用育毛剤の種類が多くなり、敏感な肌でも使える商品や、添加物が入っていない無添加育毛剤などがあります。

ですから、無理してデメリットばかりの育毛剤を使い続ける意味はありません。

そこで次の章では、肌質別の頭皮が痛くならない育毛剤を紹介します。

肌質別!頭皮が痛くならない育毛剤

ここでは、5つの肌質に合った『頭皮が痛くならない育毛剤』の選び方やおすすめの育毛剤を紹介します。

  • 普通肌
  • 乾燥肌
  • オイリー肌(脂性肌)
  • 敏感肌
  • アトピー肌

自分の肌質を理解し、地肌に合った育毛剤を選ぶことで、痛みのリスクはグッと減ります。

それでは、1つずつ見てみましょう。

普通肌

頭皮の状態が整っている普通肌。しかし、季節や温度などの変化で乾燥しやすいため、保湿成分が配合された女性用育毛剤がおすすめです。

また、新育毛成分や独自成分の効果を実感しやすい肌質なので、化粧品タイプの育毛剤も効果的。

乾燥肌

頭皮の水分量が少ない乾燥肌は、外部からの攻撃を受けやすく、育毛剤による痛みが出やすい肌質です。

頭皮内部にしっかりと水分を取り込み、蒸発を防ぐ高保湿成分配合の育毛剤がおすすめ。

また、痛みや赤みなどを改善する『グリチルリチン酸ジカリウム』が配合されている育毛剤は効果抜群です。

オイリー肌

雑菌のエサとなる皮脂が過剰に分泌されるオイリー肌。育毛剤と皮脂が交わることで、雑菌の活動が活発になり、頭皮に痛みを感じることがあります。

ですから、過剰な皮脂を抑える『オドリコソウエキス』や『昆布エキス』などが配合された育毛剤がおすすめです。

また、触り心地がサラサラしたさっぱりタイプの無香料育毛剤なら、地肌や髪の毛がべたつくことがなく、匂いもないので使いやすいです。

敏感肌

外的刺激の攻撃を防ぐバリア機能が乱れている敏感肌。水分量・皮脂量共に少なく、育毛剤による痛みをもっとも感じやすい肌質です。

そのため、頭皮のコンディションを整えながら、髪の毛を太く抜けにくくする低刺激の育毛剤が効果的。

また、刺激成分であるエタノール無添加の育毛剤なら、痛みが出にくいのでおすすめです。

アトピー肌

アレルギー反応を起こしやすいアトピー肌。育毛剤で起こる痛みが悪化しやすい肌質です。

アレルゲン(アレルギー物質)がはっきりしていない場合は、配合成分数が少ない、無添加育毛剤がおすすめ。

また、アトピーの症状をひどくするアルコール系成分無添加の育毛剤が効果的です。

このように肌質によっておすすめの育毛剤が違います。それぞれの肌質に合った育毛剤を選べば、痛みの発生率は減ります。

また、刺激性の成分を避けることも大切です。そこで、どんな成分を避けるべきか次の章で解説します。

頭皮の痛みを招きやすい育毛剤成分

この章では、頭皮に痛みが出やすい刺激の強い成分について解説します。

次の3つは、とても優秀な抜け毛改善成分ですが、刺激が強いので注意が必要です。

  • ショウキョウエキス
  • ニコチン酸ベンジル
  • ユーカリエキス

ショウキョウエキス

1つ目の刺激成分は、ショウキョウエキスです。

ショウキョウとは、私たちが普段口にする生姜のことで、血行促進作用や抗菌作用がある成分です。

辛味や刺激となる『ジンゲロール』『ショウガオール』『ジンゲロン』が含まれているので、女性の頭皮には向きません。

チクチク、ヒリヒリなどの痛みを感じます。

ニコチン酸ベンジル

2つ目の成分は、ニコチン酸ベンジルです。

『ニコチン』とつくので、タバコの成分と思われがちですが、末梢血液障害の薬として昔から使われてきた成分。

頭皮をポカポカと温めて毛細血管を広げ、血流を良くする育毛効果があります。

しかし、頭を温める時の温感刺激が強く、男性よりも頭皮の厚さが薄い女性には不向き。熱感のある痛みを感じます。

ユーカリエキス

3つ目の成分は、ユーカリエキス。

コアラの主食として有名な植物で、アロマオイルとして使われることがあり、頭皮の血行を良くしたり、炎症を治めたりする育毛効果に優れた成分です。

しかし、ユーカリの葉には毒性があり、アレルギーを起こす可能性があります。

育毛剤に配合されている量は少しですが、アレルギー体質やアトピー肌などの女性は注意が必要なエキスです。

まとめ

育毛剤による痛みは、成分や肌質、頭皮の状態などが原因となって起こるトラブル。

地肌に合わない育毛剤を使い続けることは、薄毛を悪化させるので、すぐに使用を中止しましょう。

自分の頭皮に合った育毛剤を見つけることができれば、痛みを感じることなく、抜け毛を減らすことができますよ。