オイリー肌(脂性肌)の薄毛女性におすすめ!べたつかない育毛剤の選び方

オイリー肌(脂性肌)の薄毛女性におすすめ!べたつかない育毛剤の選び方

毎日しっかりシャンプーしているのに、お昼過ぎには髪の毛がテカテカする。ベタッとしてボリュームがなくなる。そして、頭皮の臭いも気になる…。

これらの悩みは、過剰に分泌された皮脂が原因です。

必要以上に分泌された皮脂は、薄毛の原因にもなるので、抜け毛を増やさないためにも皮脂ケアが大切。

今回は、頭皮に皮脂が増える原因やオイリー肌の薄毛が悪化する理由、皮脂対策ができる女性用育毛剤の選び方などを説明します。

頭皮や髪の毛のベタつきを抑えて薄毛を改善する女性用育毛剤を探しいている方は参考にしてください。

頭皮に皮脂が増える原因

頭皮の皮脂には、外的刺激や乾燥を防ぐ効果がありますが、増えすぎると嫌なニオイやかゆみの原因になります。

女性の頭皮に皮脂が増える原因は、次の3つです。

  • 生活習慣の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • バリア機能の低下による乾燥

それぞれを解説します。

生活習慣の乱れ

1つ目の原因は、生活習慣の乱れです。

頭皮の皮脂量は、食べ物や睡眠不足、お酒やタバコなどで増えます。早速、メカニズムを見てみましょう。

食べ物

天ぷらや唐揚げなどの油っこい食事、ケーキやチョコレートなどの甘い食べ物は、皮脂の主成分である中性脂肪を増やします。

また、皮脂を出す腺を刺激するホルモンの分泌量を高めてしまうので、過剰摂取は控えましょう。

その他、くるみやアーモンド、ひまわり油やコーン油など、皮脂腺の増殖を助けるリノール酸が多く含まれている食べ物も気をつけなければいけません。

睡眠不足

睡眠時間が短かったり、眠りが浅いと脳や体の疲れが取れず、自律神経のバランスが乱れます。

自律神経には、昼間や活動時に働く『交感神経』と、夜やリラックスしている時に働く『副交感神経』があります。

しかし、寝不足が続くと交感神経ばかりが働き、その影響で皮脂の分泌を助ける男性ホルモンが活性化。

しかも、男性ホルモンによって刺激された皮脂腺は大きくなるので、さらに皮脂の量が増えてしまいます。

お酒やタバコ

頭皮の皮脂は、お酒やタバコでも増えます。

お酒を飲むと皮脂の分泌量をコントロールするビタミンB群が大量に消費され、タバコを吸うと皮脂の分泌量を抑えるビタミンCが破壊されます。

また飲酒や喫煙は、肝臓の働きを弱めて、代謝機能を低下させる要因です。

代謝機能がうまく働かなくなると、脂分が分解されなかったり、皮脂を抑制する女性ホルモンの量が少なくなります。

ですから、食事の内容や睡眠時間に気をつけながら、規則正しい生活を心がけましょう。

ホルモンバランスの乱れ

頭皮の皮脂が増える2つ目の原因は、ホルモンバランスの乱れです。

女性の体には女性ホルモンと男性ホルモンがあり、それぞれが皮脂の分泌量と大きく関わっています。

女性ホルモン

女性ホルモン

女性ホルモンには、皮脂の量を増やすプロゲステロンと、皮脂の量を抑えるエストロゲンがあります。

そのため、プロゲステロンの分泌量が多くなる生理前は、皮脂の量が増えて、頭皮がべたついたり、髪の毛がテカることも。

また、エストロゲンの分泌量が減る更年期世代は、皮脂の分泌量が低下しやすい時期です。

男性ホルモン

男性ホルモン

皮脂の量は、女性ホルモンの分泌量が減って、皮脂腺を刺激する男性ホルモンの働きが活発になると増えます。

しかも、男性ホルモンの影響を受け続けると、皮脂細胞が増えたり、皮脂腺が大きくなります。

ですから、皮脂の過剰分泌を抑えるには、ホルモンバランスを整えることが大切です。

バリア機能の低下による乾燥

3つ目の原因は、バリア機能の低下による乾燥です。

頭皮には、紫外線などの外部攻撃をはね返し、内部の水分を保持するバリア機能があります。

そのため、バリア機能の働きが弱くなると、頭皮は乾燥して、それを補おうと皮脂がたくさん分泌されます。

頭皮の乾燥を防ぐことも、皮脂の過剰分泌を抑える方法です。

このように頭皮の皮脂量は、生活習慣やホルモン、乾燥によって増えて、薄毛を進行させます。

そこで過剰な皮脂が、なぜ薄毛を悪化させるのか、次の章で解説します。

オイリー肌(脂性肌)だと薄毛が悪化する理由

頭皮に必要以上の皮脂が分泌されると、毛穴が詰まったり、雑菌が増殖したり、髪の毛を作る細胞が傷ついたりするため、抜け毛が増えます。

  • 毛穴の詰まり
  • 雑菌の増殖
  • 毛根内の細胞へのダメージ

この3つのことが薄毛を進行させる理由を説明します。

毛穴の詰まり

まず1つ目は、皮脂の毛穴詰まりです。

過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まると、髪の毛の成長スピードが遅くなって、新しい髪の毛が、なかなか生えてきません。

これは、脂分である皮脂が毛穴の中で固まってしまって、髪の毛の通り道を塞いでしまうからです。

髪の毛は、毛根内の細胞が分裂をくり返し、増えた細胞を頭皮に向かって押し上げることで伸びます。

この時、毛穴の中に固まった皮脂があると、細胞を押し上げる力が弱まるため、発毛までに時間が掛かります。

雑菌の増殖

雑菌の増殖

2つ目の薄毛が悪化する理由は、雑菌の増殖です。

頭皮には、皮脂や汗をエサにする善玉菌と悪玉菌がバランスを保ちながら存在しています。

2つの菌が絶妙なバランスを保つことで、頭皮を弱酸性に保ち、微生物やアレルギー物質の侵入を防いでいるのです。

そのため、皮脂量が増えると善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、雑菌が増殖しやすい頭皮環境になり、フケやかゆみなどのトラブルが起こります。

頭皮のトラブルは、毛穴の炎症や血行不良などを招き、細毛や抜け毛を増やす原因です。

毛根内の細胞へのダメージ

毛根内の細胞へのダメージ
3つ目の原因は、髪の毛を作る細胞へのダメージです。

過剰に分泌された皮脂は、紫外線やストレスなどで発生する活性酸素によって酸化して、頭皮に蓄積しやすい『過酸化脂質』に変化します。

また、過酸化脂質は、発毛をコントロールする毛乳頭細胞や、髪の毛を作り出す毛母細胞の働きを弱め、数を減らし、抜け毛を増やす厄介な物質。

髪の毛は細胞が活発に分裂をくり返すことで発毛するので、攻撃を受けると細く抜けやすい毛ばかりが増えます。

このように、多くの皮脂が分泌されると毛穴や頭皮、髪の毛を作る細胞がダメージを受け、薄毛が進行します。

そこで次の章では、オイリー肌の薄毛を防ぐ方法を説明します。

オイリー肌(脂性肌)の薄毛を防ぐ方法

オイリー肌の抜け毛や薄毛を改善するには、皮脂の分泌量を増やさないことが大切です。

この章では、皮脂を抑える方法3つと、それによる薄毛改善効果についてお話します。

  • 生活習慣の改善
  • ストレス解消
  • 育毛剤での保湿

では、1つずつ見ていきましょう。

生活習慣の改善

まず1つ目は、生活習慣を改善する方法です。

女性の薄毛は、男性のようにはっきりとした原因が、まだ解明されていません。しかし、ちょっとした生活習慣を改善するだけで、抜け毛が減ります。

ここでは、食べ物と睡眠、嗜好品の摂取の仕方について詳しく解説します。

皮脂の分泌量を抑える食べ物

口から入った食べ物は、内臓で分解されて栄養素となり、血液によって体中に運ばれます。

もちろん皮脂も血液を材料に作られているので、脂分の多いバラ肉をヒレ肉やモモ肉に変えるだけでも分泌量が減ります。

ですから、揚げ物が多いコンビニのお弁当やファーストフードでの食事が多い方は、脂分の少ない食べ物を取り入れるように心がけてください。

脂分の少ない食べ物

  • わかめや昆布、寒天などの海藻類
  • シメジや椎茸、えのきなどのキノコ類
  • ご飯やうどん、そばなどの穀類

モズクやヒジキなどの海藻類は、脂分が少ないだけではなく、髪の毛の細胞を活性化するミネラルが豊富に含まれています。

しかも海藻類は、髪の毛の主成分である『ケラチン』を作る時に助けてくれたり、余分な脂分を排出する効果がある食べ物です。

次に舞茸やエリンギなどのキノコ類には、発毛をコントロールする細胞に働きかけて、髪の毛を太くするβ‐グルカンが豊富に含まれています。

β‐グルカンとは食物繊維のひとつで、血液中のコレストロールを排出して血行を良くしたり、ホルモンバランスを整える効果があります。

しかも、皮脂の成分であるコレステロールを取り除き、分泌量を増やす男性ホルモンを抑えてくれるので、頭皮トラブルを防ぐのに効果的です。

最後は、炭水化物を多く含んだスパゲッティやお餅などの穀類です。

最近は、ダイエットのため炭水化物が含まれている穀類を抑えている女性も多いですが、穀類にはタンパク質やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。

とくに玄米や全粒粉には良質な植物性のたんぱく質が多く含まれているので、白米や薄力粉から変えてみるのもおすすめ。

極端に穀類の摂取を控えると髪の毛を作る細胞が栄養不良になって、抜け毛や細毛が増えるので、ダイエット中の女性は気をつけてくださいね。

皮脂の分泌量を整える睡眠

皮脂の分泌量が多くなるのは、男性ホルモンの働きが活発になった時。

質の高い睡眠は、ホルモンのバランスを整える効果があるので、寝不足や眠りの浅い方は、睡眠法を少し変えるだけで皮脂量が減ります。

また男性ホルモンは脱毛を助ける作用があるので、質の高い睡眠ができるようになれば、薄毛が改善します。

しかし、睡眠の質を上げるにはどうしたらいいでしょうか…。ポイントは黄金の90分です。

睡眠には浅い眠りの『レム睡眠』と深い眠り『ノンレム睡眠』の2種類があり、約90分間隔でくり返しています。

入眠後、最初のノンレム睡眠を深くすることで、ホルモンバランスを整える効果が上がり、皮脂や薄毛が防げます。

この最初のノンレム睡眠がうまく取れないと、いくら長く寝てもホルモンバランスは乱れたままです。

また、朝すっきりと起きることができない、8時間寝ているのに疲れが取れない、昼間に眠気が襲ってくる、などの睡眠トラブルも起こります。

黄金の90分と言われる、最初のノンレム睡眠を深くする方法はお風呂です。

私たちの体は昼間、体温が高く、夜に向かって徐々に低くなり、朝に近づくとまた上がります。

この体温の上がり下がりが質の良い睡眠には重要で、お風呂に入ると、徐々に下がり始めていた体温がポンッと一気に上がり、その後、急降下します。

体温が急降下することで、最初のノンレム睡眠が深くなるので、シャワーだけよりも入浴したほうが睡眠の質がアップ。しかも、寝る90分前に入浴すると効果的です。

もし、生理などで入浴できない場合は、『足湯』だけでも最初のノンレム睡眠を深くすることができるので、試してみてください。

適度なお酒と禁煙で皮脂量ダウン

大量のお酒とたばこは、髪の毛の成長に欠かせないビタミンを大量に消費して、破壊します。ですから、量を減らす、もしくは止めてみることも考えましょう。

とくにタバコは『百害あって一利なし』と言われている嗜好品です。一口吸うだけで、頭皮の毛細血管が収縮し、皮脂量を増やす男性ホルモンの働きが活発になります。

今は、ニコチンやタールを含まない電子タバコの種類も増えていますから、禁煙も以前よりしやすいと思います。

アルコールは、代謝機能を低下させないように休肝日を作って、1日の摂取量をビールなら1本(350ml)、日本酒なら1合にしましょう。

また、お酒を飲むなら、ポリフェノールが含まれるワインや糖質の少ない焼酎やウイスキーがおすすめです。

しかし、どれも飲み過ぎは厳禁。あくまでも適量を週に2~3回飲む程度にしましょう。

ストレス解消

2つ目の薄毛を防ぐ方法は、ストレスを解消すること。

ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、血行不良やホルモンのバランスを崩す原因です。

長期間のストレス生活は、発毛に必要な栄養を奪い、皮脂の分泌を活発にするホルモンを増やします。

ですからストレスを感じたら、すぐに解消するようにしましょう。

女性のストレスを解消する方法

  • 発散する
  • 運動をする
  • とにかく話す
  • カラオケに行くリラックスする
  • ゆっくりとお風呂に入る
  • 旅行に行く
  • マッサージをしてもらう

ストレスを解消するには、運動やカラオケなどで発散する方法と、マッサージや旅行などで心を癒す方法があります。

例えば、上司に毎日毎日、嫌味を言われる、友達に陰口を叩かれるなどのストレスは、発散型がおすすめ。

運動をして汗を流すと緊張状態にあった筋肉が緩み、毛細血管がスムーズに流れたり、ストレス物質を取り除くホルモンが分泌されます。

また、気分を落ち着かせる作用やストレスに強くなる効果もあります。

次に親しい人との別れや失恋などは、心を癒す方法でストレスを緩和しましょう。

泣くこともストレス物質を排出する手段として有効なので、我慢しないで涙を流すことも大切です。

育毛剤での保湿

育毛剤での保湿

3つ目は、オイリー頭皮のトラブルを改善しつつ、抜け毛を減らすことができる育毛剤の使用です。

頭皮が乾燥すると、それを補おうと皮脂が過剰に分泌されます。

最近は、頭皮用ローションなども色々と発売されていますが、保湿と薄毛予防が同時にできる育毛剤がおすすめ。

女性用の育毛剤には、頭皮の水分不足を解消する保湿成分や、過剰な皮脂を抑制する成分が配合された商品があります。

また、厚生労働省が認めた有効成分配合の医薬部外品の育毛剤や、肌に優しい無添加処方の育毛剤もあるので、敏感なオイリー肌女性でも安心して使えます。

そこで次の章では、オイリー肌の薄毛に有効な女性用育毛剤の選び方をお話します。

オイリー肌(脂性肌)に有効な育毛剤の選び方

オイリー肌の薄毛を改善する女性用育毛剤とは?いったいどんなタイプでしょうか。選び方のポイントは次の3つ。

  • 1日1回で効果がある育毛剤
  • トロミのないサラサラタイプ
  • 臭いがコラボしない無香料

それでは1つずつ見てみましょう。

1日1回で効果がある育毛剤

まず1つ目の選び方は、育毛剤の使用回数。

女性用育毛剤は、1日2回、朝と夜に使うことで効果がアップします。しかし、1日1回でも改善効果が高い育毛剤もあるので、オイリー肌女性におすすめ。

オイリーな頭皮に合わない育毛剤を使うと、べたつきがひどくなることがあります。

例えば朝に育毛剤をつけると、昼間、活発に分泌される皮脂と混じり、夕方には髪の毛がテカテカになることも。こうなると使い続けることは難しいですね。

育毛剤を1日1回つけるときは、絶対に夜。髪の毛は、夜寝ている間に一番成長するので、寝る前につけるだけで太くなります。

トロミのないサラサラタイプ

2つ目の選び方のポイントはテスクチャーです。

女性用育毛剤は、使い心地もそれぞれ違い、基礎化粧品のようにサラサラしたタイプとしっとりとしたタイプがあります。

オイリー肌には、トロミのないサラッとタイプがおすすめです。

頭皮につけてもベタベタしないので使いやすく、余分な皮脂を抑えてくれるので、毎日、気軽に使えます。

臭いがコラボしない無香料

そして、3つ目が香り。

過剰に分泌された皮脂は、酸化すると嫌なニオイを発します。ですから、女性用育毛剤は香りのないものを選ぶほうがいいでしょう。

もし香り付きの育毛剤を選んで、ニオイがコラボしてしまうと、周りを気にすることになるので、無香料がおすすめです。

ですから、オイリー肌の女性が育毛剤を選ぶ時は、回数とテクスチャー、香りに気をつけること。この3点を守ることで、皮脂と薄毛の問題が解決します。

では、どんな成分が配合されている育毛剤が効果的なのでしょうか?次の章で探ります。

オイリー肌(脂性肌)の薄毛に効果的な成分

オイリー肌に効果的な育毛剤には、皮脂の分泌量を少なくしたり、コントロールする皮脂抑制成分が配合されています。

また、頭皮の雑菌を減らして増やさない殺菌・抗菌成分や、水分を補給して皮脂のバランスを整える保湿成分が配合されています。

    皮脂抑制成分

  • オドリコソウエキス
    皮脂腺に働きかけて分泌量をコントロールする
  • オウゴンエキス
    皮脂量を増やしてしまう男性ホルモンを抑える
  • 大豆エキス
    皮脂の分泌量を抑える女性ホルモンのバランスを整える
    殺菌・抗菌成分

  • アロエエキス
    アロエチンが含まれている
  • ビワ葉エキス
    サポニンやタンニンが含まれている
  • チャエキス
    カテキンが含まれている
    保湿成分

  • ヒアルロン酸
    1gで6000mlの水分を保持
  • 海藻エキス
    フコイダンが含まれている
  • アミノ酸系成分(アルギニン・セリン・グリシンなど)
    保湿成分の主成分

このように、オイリー肌の薄毛には3つの成分が配合されている育毛剤が有効です。

また、皮脂の酸化を防ぐ抗酸化成分が配合されていると、毛穴や毛根が傷つかずに発毛力がアップ。

まとめ

このように皮脂量の多いオイリー肌薄毛を改善するには、規則正しい生活を心がけ、ストレスを発散し、育毛剤でサポートすることが大事。

ポイントは、どれか1つを試すのではなく、3つを同時に行うことです。そうすることで、薄毛を改善するまでの期間が短縮されます。

また、育毛剤は皮脂の予防と抜け毛の改善が一緒にできるアイテムなので、きちんと使っていけば必ず効果を実感できます。