ニコチン酸アミドって一体どんな成分?女性用育毛剤成分の効果と副作用を解説

ニコチン酸アミドって一体どんな成分?女性用育毛剤成分の効果と副作用を解説

『ニコチン酸アミド』は、厚生労働省が認めた育毛有効成分のひとつです。

名称に『ニコチン』と付いているとタバコの成分?とイメージする方もいるかもしれませんが、まったく関係のない安全な成分です。

ちょっと変わった成分名のニコチン酸アミド。でも、抜け毛を防ぐ効果が高く女性用育毛剤だけではなく、男性用にも良く使われています。

今回はニコチン酸アミドの効果や副作用について解説します。さらに、ニコチン酸アミド配合の女性用育毛剤も紹介するので参考にしてください。

ニコチン酸アミドとは?

こんにちは毛髪診断士のAYAKOです。

女性用育毛剤には色々な成分が配合されていますが、その中でも抜け毛改善効果の高いニコチン酸アミド。

でも、成分名だけ見ると安全性は大丈夫?副作用が強いんじゃないの?と思ってしまいます。

そこで、まずニコチン酸アミドとは、一体どんな成分なのか探っていきます。

じつはビタミンの一種!

ニコチン酸アミドは、ビタミンB3またはナイアシンと呼ばれるビタミンB群のひとつです。

ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、B6、ビチオン(B7)、葉酸(B9)、B12の計8種類のこと。

ビタミンB群は糖質、脂質、たんぱく質などの代謝、分解、合成を助ける働きをする栄養素。単体よりもまとめて摂取するほうが力を発揮します。

ですから、抜け毛対策にニコチン酸アミド(ナイアシン)だけを摂取しても効果があまりないので、ビタミンB群をバランスよく摂るようにしましょう。

毎日摂取したいビタミン

ニコチン酸アミド(ナイアシン)を含むビタミンB群は、水に溶けやすい水溶性ビタミンです。

そのため、摂取しても体内に蓄積される量が少なく、過剰に摂った分は汗や尿など排出されてしまいます。

ですから、毎日意識して摂取すべき栄養素。生で食べたり、汁ごと摂れたりできる料理がおすすめです。

ビタミンB群の1日摂取量は性別や年齢によって変わります。

2015年に厚生労働省が発表した『日本人の食事摂取基準』から、30~49歳と50歳~69歳のビタミンB群摂取量を紹介します。

参考:日本人の食事摂取基準

女性30~49歳(mg/日)

B1
推定平均必要量 0.9
推奨量 1.1
B2
推定平均必要量 1.0
推奨量 1.2
ナイアシン
推定平均必要量 10
推奨量 12
耐容上限量 250
パントテン酸
目安量 4
B6
推定平均必要量 1.0
推奨量 1.2
耐容上限量 45
ビチオン
目安量 50
葉酸
推定平均必要量 200
推奨量 240
耐容上限量 1,000
B12
推定平均必要量 2.0
推奨量 2.4

女性50歳~69歳(mg/日)

B1
推定平均必要量 0.9
推奨量 1.0
B2
推定平均必要量 1.0
推奨量 1.1
ナイアシン
推定平均必要量 9
推奨量 11
耐容上限量 250
パントテン酸
目安量 5
B6
推定平均必要量 1.0
推奨量 1.2
耐容上限量 45
ビチオン
目安量 50
葉酸
推定平均必要量 200
推奨量 240
耐容上限量 1,000
B12
推定平均必要量 2.0
推奨量 2.4

ビタミンB群は、普段の食事からほぼ摂れている栄養素です。

ですから、サプリなどのビタミン剤で補う心配はありません。

ニコチン酸アミド配合商品とその効果

ニコチン酸アミドは、肉や魚など動物性の食品に含まれている栄養素で、美白化粧品やニキビケア用品、栄養ドリンクなどに配合されている成分です。

ニコチン酸アミドがこれらの商品に配合されている理由は、その効果にあります。

美白効果

ニコチン酸アミドには、シミの元となるメラニンを抑制する作用があり、厚生労働省が美白成分と承認しています。

皮膚が紫外線を浴びると、表皮の基底層に存在しているメラノサイトはメラニン色素を作り出し、表皮細胞に受け渡します。

そしてメラニンとして紫外線を吸収して細胞を守るのです。

皮膚が紫外線を浴びると、表皮の基底層に存在しているメラノサイトはメラニン色素を作り出し、表皮細胞に受け渡します。

ニコチン酸アミドは、メラニン色素が表皮細胞に受け渡されるのを抑えて、シミやソバカスが肌の表面に現れないようにします。

ターンオーバー促進作用

ニコチン酸アミドには、肌の代謝を助ける効果があります。

ですから、ストレスや寝不足などで起こるターンオーバー(新陳代謝)の乱れが引き金となって発症するニキビをケアする成分としても有名です。

ターンオーバーとは皮膚の生まれ変わり周期のこと。表皮の基底層で生まれた細胞が、約28日掛けて角質層から剥がれ落ちるまでのサイクルです。

ターンオーバーとは皮膚の生まれ変わり周期のこと。表皮の基底層で生まれた細胞が、約28日掛けて角質層から剥がれ落ちるまでのサイクルです。

ターンオーバーが乱れると肌内部の水分量が蒸発してバリア機能が低下。肌の乾燥が悪化して、古い角質が角質層から剥がれ落ちず毛穴を塞ぐようになりニキビができます。

ニコチン酸アミドには、ターンオーバーの乱れを整え、ニキビを防ぐ作用があります。

とくに大人ニキビの改善に効果的な成分です。

疲労回復作用

体内に入った栄養素をエネルギーに変える作用があるニコチン酸アミド。疲労回復効果に優れた成分です。

だから、ニコチン酸アミド配合の栄養ドリンクを飲むと体にエネルギーがみなぎって、元気になります。

最近は幼稚園児でも飲める子供用の栄養ドリンクも発売されていて、その中にもニコチン酸アミドが配合されています。

このようにニコチン酸アミドは、ビタミンB群のひとつで、色々な働きがある、生きていく上で欠かせない成分です。

でも、髪の毛を生やすパワーがあるのでしょうか?次の章でお話します。

ニコチン酸アミドの育毛効果

ニコチン酸アミドは、女性の薄毛ケアに適した成分です。ここでは抜け毛を防ぐ3つの作用について解説します。

  • 血行促進
  • 保湿
  • 抗炎症

それでは、早速見てみましょう

血行促進

まず1つ目は血行をよくする効果です。

ニコチン酸アミドには頭皮の毛細血管を広げたり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしてドロドロ血をサラサラ血にしたりする作用があります。

髪の毛は血液中の栄養や酸素を材料にして太く成長するので、血行が悪いと細毛が増えます。

女性は男性よりも血液を体全体に循環させる筋肉量が少ないため血行不良になりがちです。

しかも現代女性の多くがストレスを抱えています。

ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、毛細血管を収縮させる交感神経が活発に働くようになります。

そのため血液が流れる速度が低下して血行が悪化。抜け毛が増えたり地肌が透けて見えたりします。

ですから、ニコチン酸アミドを始めとする血行促進成分配合の育毛剤を選ぶようにするといいです。

参考:拘束ストレスが血液の流動性に与える影響

血行促進成分

  • センブリエキス
  • ニンジンエキス
  • ビワの葉エキス
  • サンザシエキス
  • ゴボウエキス

保湿

2つ目は、保湿成分であるセラミドの生成を助ける効果です。

セラミドは肌の水分保持機能を高め、外部刺激から守ってくれる成分で、加齢と共に減ってしまいます。

セラミドは肌の水分保持機能を高め、外部刺激から守ってくれる成分で、加齢と共に減ってしまいます。

地肌のセラミドが減ると紫外線の影響を受けやすくなり、毛根内の細胞が傷つき抜け毛や細毛が多くなります。

また、ニコチン酸アミドはセラミドと同じ保湿効果の高いコラーゲン生成にも力を発揮する成分です。

ですから、乾燥による薄毛や加齢による抜け毛に悩んでいる女性は、ニコチン酸アミド配合の育毛剤がおすすめ!

抗炎症

3つ目は頭皮や毛穴などの炎症を抑える効果です。

ニコチン酸アミドには炎症を抑える細胞を活発にする作用があります。

参考:ナイアシン欠乏と皮膚免疫

頭皮や毛穴が炎症を起こすと毛根への栄養補給がうまくいかなかったり、地肌が乾燥したり、髪の毛を太くする細胞の働きが悪くなったりします。

頭皮の状態が悪いと発毛の速度が低下し、髪の毛がなかなか成長しません。

優れた抗炎症作用を持つニコチン酸アミドは、肌の弱い女性の抜け毛ケアには欠かせない成分です。

でも、色々な効果効能のあるニコチン酸アミドには副作用がないのでしょうか?次の章で解説します。

ニコチン酸アミドの配合育毛剤の副作用

ここでは、ニコチン酸アミド単体の副作用と、配合育毛剤で起こる副作用についてお話します。

ニコチン酸アミドに副作用はない

ニコチン酸アミドは、水溶性であるビタミンB群のひとつなので、頭皮や毛穴から体内に入っても必要な分しか溜め込むことができません。

余分なニコチン酸アミドは尿や汗から排出されます。

ビタミン活性を持った成分なので地肌への刺激もなく安全なので、敏感肌の女性や妊婦さん、産後のママでも安心して使えます。

赤みや温感

ただし血行促進作用のある成分なので、血流の改善によって一時的に地肌が赤くなったり、温かく感じたりすることがあるかもしれません。

自然に治まるので、痛みやかゆみが伴わない場合は、そのまま様子を見るだけで大丈夫です。

副作用としては、とても軽度なので心配することはありません。

ニコチン酸アミド配合育毛剤で起こる副作用

ニコチン酸アミド配合育毛剤での副作用については絶対ないとは言い切れません。

なぜなら、他の成分が配合されているからです。

ニコチン酸アミドに刺激がなくても、他の成分が頭皮に合わなければ副作用は起こります。

またホルモンバランスが変化したり、生活習慣が乱れていたりすると地肌が敏感になります。

ですから、ニコチン酸アミド配合育毛剤だから副作用が出るわけではありません。

体調や肌質、成分との相性などによって副作用が起こるので、そのことをわかった上で女性用育毛剤を選ぶようにしてください。

このようにニコチン酸アミドは副作用の心配がない成分です。頭皮の状態を整え、抜け毛の予防するおすすめ成分と言えます。

そこで、ニコチン酸アミド配合の育毛剤は、どんな薄毛に有効か、次の章で説明します。

こんな薄毛の女性におすすめ

血行をよくしたり、地肌の乾燥を防いだり、炎症を抑えたりする効果のあるニコチン酸アミド。次のような薄毛女性に向いています。

  • 肩こりがひどい方
  • 睡眠不足の方
  • 50代以上の方
  • 乾燥肌 敏感肌の方
  • 頭皮のUV対策をしていない方

肩こりがひどい方

肩がこっているのは血行不良が原因です。また、デスクワークが多い方、姿勢が悪い方も血液の流れが悪くなりがちです。

育毛剤で頭皮の血流改善をすると共に、運動やツボ押しなどで全体的な血行促進を心がけると抜け毛が早く治まります。

睡眠不足の方

睡眠不足も血行不良の原因のひとつ。

寝不足が続くと自律神経が高ぶり、体が緊張状態になって毛細血管が収縮したままになります。

質の良い睡眠を取ることで自律神経のバランスが整い、毛細血管が拡張して毛根に栄養や酸素がたくさん届きます。

50代以上の方

年齢を重ねると肌内部の保湿成分が減少するので、ニコチン酸アミド配合の育毛剤がおすすめです。

セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸は50代に入ると急激に少なくなり、肌の乾燥が進みます。

頭皮の水分補給を育毛剤ですることで、抜け毛が減るだけではなく、毛髪にハリやコシも出てきます。

50代以上でも諦めないでケアすることが大切です。

乾燥肌 敏感肌の方

乾燥肌や敏感肌は保水機能が低下しているので、保湿作用の高い成分配合の育毛剤でしっかりとケアしましょう。

ニコチン酸アミドの他に次のような保湿成分が配合された女性用育毛剤がおすすめです。

保湿効果の高い成分

  • アロエエキス
  • 海藻エキス
  • 大豆エキス
  • ボタンエキス
  • アミノ酸系成分

頭皮のUV対策をしていない方

日傘や帽子、UVスプレーなどで頭皮の紫外線対策をしていないと、日焼けをしている可能性があります。

地肌の日焼けは自分では気がつきにくいので、注意が必要です。

健康な頭皮は青白い色をしています。赤やピンクの頭皮は炎症を起こしているので、抗炎症作用のある成分配合の育毛剤を使いましょう。

ニコチン酸アミド配合のおすすめ育毛剤

最後にニコチン酸アミド配合の女性用育毛剤を紹介します。

私が実際に使った育毛剤の中から、とっておきの商品を選びました。

花蘭咲(からんさ)

希少なエビネ蘭エキスが配合された『花蘭咲(からんさ)』は、2分に1本売れている人気の女性用育毛剤です。

花蘭咲(からんさ)

有効成分にはニコチン酸アミドの他に、血行促進作用や細胞活性化作用のあるセンブリエキスと、抗炎症作用と抗アレルギー作用のある塩酸ピリドキシンが配合されています。

また、日本薬学会で発毛効果が発表されたエビネ蘭エキスも含まれています。

エビネ蘭エキスは血行促進作用や抗炎症作用、抗菌作用があり、世界13か国で特許を取得している成分です。

もちろん肌に優しい無添加処方の育毛剤なので、香料や着色料などの刺激物質が配合されていません。

公式サイトはこちら♪

からんさの基本情報

初回購入価格
定期便 2,400円+税(2,592円税込)
通常購入 7,000+税(7,560円税込)
送料
定期便 600円+税(648円税込)
通常購入 600+税(648円税込)

まとめ

ニコチン酸アミドは、ビタミンB群のひとつで安全性の高い成分です。

しかも、厚生労働省が効果効能を認めた有効成分なので、抜け毛改善効果もきちんと実感できます。

とても変わった名称ですが、怪しい成分ではないので、女性用育毛剤に配合されていても安心です。