女性が男性用の育毛剤を使っても大丈夫?効果や副作用について徹底解説!

女性が男性用の育毛剤を使っても大丈夫?効果や副作用について徹底解説!

薄くなった地肌や大量の抜け毛の改善に旦那さんやお父さんが使っている育毛剤を借りちゃおう!と思う女性もいますよね。

でも、いざ使うとなると『男性用の育毛剤を女性が使っても大丈夫?』『やっぱり女性用を使うべき?』『男性用と女性用って何が違うの? 』と不安になります。

そこで今回は、女性が男性用の育毛剤を使っていいのか?男性用育毛剤を使って起こる副作用などを解説します。

女性が男性用育毛剤を使ってもいいの?

女性が男性用の育毛剤を使って薄毛ケアをすることはとても危険です。

そもそも育毛剤が男性用と女性用に分かれているのは、きちんとした理由があるから。手軽に家にある男性用育毛剤を使うと大変なことになりますよ。

そこでこの章では、どうして男性用育毛剤が女性に合わないかお話します。

男性用育毛剤は使わないで!

まず『女性は男性用育毛剤禁止』です。

男性用育毛剤は男性の薄毛を改善するために作られたアイテムですから、女性の抜け毛を減らすことはありません。

それどころか頭皮が荒れたり、抜け毛が増えたりするので、やめたほうがいいです。

本当に薄毛を治したい、髪の毛を太くしたい、本数を増やしたいと思うなら女性専用の育毛剤を使うことをおすすめします。

今は男性用育毛剤に負けないくらい、多くの女性用育毛剤が発売されているので、自分に合った商品が見つかるはずです。

ですから、安易な理由で男性用育毛剤を使わないようにしましょう。

効果がない

男性用育毛剤が女性に向かない最大の理由は、効果がないことです。毎日、欠かさず男性用育毛剤を使っても女性の抜け毛は減りません。使うだけ無駄になります。

女性と男性では薄毛の原因や現れ方などが違うので、それに合った育毛剤を使わなければ効果は出ません。

せっかく育毛剤を使うなら効果が実感できる女性用育毛剤がいいですよね。

副作用が起こる

そして男性用育毛剤が女性に合わない、もう一つの理由が副作用です。

女性の頭皮は男性よりも敏感なため、男性用育毛剤を使うと荒れたり、炎症を起こしたりします。

しかも男性用育毛剤による副作用は強く出やすく、なかなか改善されません。

そのため頭皮や毛穴の状態が悪くなって、髪の毛を作る細胞に栄養が届かなかったり、外部からの攻撃を受けやすくなったりします。

すると細毛や抜け毛が増えて、新しい毛がなかなか生えてこなくなり薄毛が進行します。

このように男性用育毛剤を女性が使っても効果がなく、副作用によって薄毛が悪化する危険性があるので使用は禁止です。

男性用育毛剤を使っても効果がない理由

男性用育毛剤は男性の薄毛に効果的ですが、女性の薄毛には効きません。これには理由があるので説明します。

おもな理由は次の3つです。

  • 男女の薄毛原因が違う
  • 症状の現れ方が違う
  • 配合成分が違う

それぞれを詳しく説明します。

男女の薄毛原因が違う

まず1つ目の理由は、薄毛原因の違いです。

薄毛は男性、女性共に起こる悩みですが原因は大きく違います。そのため、改善方法や育毛剤が異なるのは当然のことです。

また、男性の薄毛原因は解明されていますが、女性の薄毛原因ははっきりとわかっていません。

ただ、女性の薄毛は要因が色々と重なり合って起こると言われています。ですから、それぞれの要因に合った改善方法を見つけなければいけません。

男性の脱毛原因

男性の薄毛は、男性ホルモン(テストステロン)が酵素(5αリダクターゼ)と結びついて、強力な脱毛ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることで起こります。

男性の薄毛は、男性ホルモン(テストステロン)が酵素(5αリダクターゼ)と結びついて、強力な脱毛ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることで起こります。

そのため、男性の薄毛治療には男性ホルモンと酵素が結びつかないようにする薬などが使われています。

女性の脱毛原因

女性の薄毛は、ホルモンバランスの乱れや血行不良、加齢、ストレス、生活習慣など、色々なことが関係して起こります。

そのため、これらの原因を1つずつ取り除いていけば、薄毛が改善されるので諦めないことが肝心です。

このように男性と女性の薄毛原因は違います。

ですから、女性が男性ホルモンに関係する成分を多く含んだ男性用育毛剤を使っても効果はありません。

症状の現れ方が違う

2つ目の理由は、薄毛の現れ方の違いです。

男性はツルツルに禿げることがありますが、女性はほとんどありません。そのため、女性の薄毛は男性よりも改善しやすいと言われています。

男性の症状の現れ方

男性の薄毛パターンは大きく分けると3つです。

  • 生え際が薄くなるM型
  • 頭頂部が薄くなるO型
  • おでこ全体が薄くなるU型
症状の現れ方が違う

この他にM型とO型が合わさった混合型もあります。

どのパターンも最終的には髪の毛が抜け落ちて地肌が露出してしまうので、早めに対策することが大切です。

女性の症状の現れ方

女性の薄毛は男性のような部分的ではなく、頭皮全体が薄くなる『びまん性』がほとんどです。分け目やつむじから薄くなって広範囲に地肌が透けて見えるようになります。

女性の薄毛は男性のような部分的ではなく、頭皮全体が薄くなる『びまん性』がほとんどです。分け目やつむじから薄くなって広範囲に地肌が透けて見えるようになります。

また毛髪の全てがなくなることはなく、毛が細くなったり、毛穴から生える本数が減ったりして、頭全体のボリュームがなくなります。

このように男性と女性で薄毛の現れ方が違うのは、体の仕組みが異なるからです。体質や肌質、ホルモンバランスなど色々と違います。

ですから、女性は女性の体に合った育毛剤を使わないと抜け毛は減りません。

配合成分が違う

3つ目の理由は、配合されている成分の違いです。

女性と男性では薄毛の原因や現れ方、ホルモンバランス、肌質などが違うので、育毛剤に配合されている成分が違います。

男性用育毛剤には、男性ホルモンを抑制する成分や皮脂を抑える成分などが多く配合され、女性用育毛剤には、乾燥防ぐ成分や血行を良くする成分などが多く含まれています。

男性用育毛剤によく配合されている成分

  • キャピキシル
  • リデンシル
  • 塩酸ジフェンヒドラミン(ジフェンヒドラミンHCI)

キャピキシル

イソフラボンが多く含まれたアカツメクサ花エキスと、アミノ酸から構成されたアセチルテトラペプチド3を組み合わせた成分。

男性ホルモンと結びついて脱毛ホルモンに変化させる酵素を抑制する作用や、髪の毛を作る毛母細胞を活発にする効果があります。

リデンシル

セイヨウアカマツ球果エキス(マツエキス)、塩化亜鉛、ピロ亜硫酸Na、チャ葉エキス、グリシンをミックスした成分。

髪の毛の素になる幹細胞を作る毛乳頭細胞を活発にする作用や、髪の毛を作る毛母細胞を増やす効果があります。

塩酸ジフェンヒドラミン

アレルギーやかゆみなどを抑える抗ヒスタミン薬です。

女性用育毛剤によく配合されている成分

  • センブリエキス
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • ニンジンエキス

センブリエキス

血行促進に優れた植物由来成分。髪の毛の成長をコントロールする毛乳頭の働きを活発にする効果があります。

グリチルリチン酸ジカリウム

生薬として昔から使われてきた天然植物由来の成分。頭皮や毛穴の炎症や菌の繁殖を抑える作用や、アレルギーを抑制する効果がある成分です。

ニンジンエキス

漢方の王様と言われる高麗人参のエキス。血管を広げて血行を良くする効果や、髪の毛を太くする女性ホルモン様作用がある成分です。

このように育毛剤に配合される成分は、男性用と女性用で違います。女性が男性用育毛剤を使っても配合成分が合わないため、抜け毛を減らすことはありません。

次の章では、女性が男性用育毛剤を使うと副作用が強く出る理由についてお話します。

男性用育毛剤を使うと副作用が強く出る理由

女性が男性用育毛剤を使うと、頭皮や毛穴が赤くなったり、痛くなったりします。このような副作用がなぜ起こるのか、その理由をお話します。

  • 頭皮の状態
  • 成分
  • 育毛剤のタイプ

では早速、見てみましょう。

頭皮の状態

まず1つ目は、頭皮の状態です。

女性の頭皮は男性より薄いため敏感で、ちょっとした刺激にも反応します。頭皮は皮下脂肪、真皮層、表皮層の3層で成り立ち、男女でその厚さが違います。

性別による頭皮の厚さの違い

    男性

  • 皮下脂肪・・・薄い
  • 真皮層・・・厚い
  • 表皮層・・・厚い

    女性

  • 皮下脂肪・・・厚い
  • 真皮層・・・薄い
  • 表皮層・・・薄い

また、女性は皮脂を分泌する皮脂腺が小さく、皮脂量を増やす男性ホルモンがほとんど分泌されないため、乾燥や外敵からの攻撃を防ぐ皮脂量が十分ではありません。

そのため、男性ホルモンや皮脂を抑える成分が多く配合されている男性用育毛剤は、女性の頭皮に刺激となります。

成分

2つ目の理由は成分です。

男性用育毛剤には合成成分や刺激性成分が多く配合されています。

男性は頭皮が厚く皮脂の量が多いので、刺激のある成分でも副作用が起こりにくいです。

しかし女性の頭皮は敏感なので、頭皮が荒れたり、毛穴が炎症を起こしたりして、髪の毛が成長できないほどの強い副作用が出ます。

男性用育毛剤に配合されている合成・刺激成分

  • キャピキシル
  • ピディオキシジル
  • ニンニクエキス
  • トウガラシエキス
  • ショウキョウエキス

育毛剤のタイプ

育毛剤のタイプ

そして、3つ目が育毛剤のタイプです。女性用育毛剤の多くが医薬部外品ですが、男性用育毛剤は化粧品タイプも多く発売されています。

育毛剤には医薬品、医薬部外品、化粧品の3つのタイプがあります。

医薬品、医薬部外品、化粧品について

医薬品タイプは、医師や薬剤師などの処方や説明が必要な育毛剤。

薄毛の治癒にも使われるほど薄毛改善効果が高く、その分、副作用が強く出ます。

医薬部外品タイプは、薬局やネットなどで買える育毛剤。

厚生労働省が脱毛の予防や育毛の促進などに効果があると認めた有効成分が配合されています。

頭皮に穏やかに作用するので、副作用の心配がほとんどなく、肌が弱い女性におすすめの育毛剤タイプ。

化粧品タイプは、配合成分の種類や数、量などの上限が医薬品や医薬部外品よりも多いのが特徴です。

また、認可前の育毛成分の配合が許されています。

基本、穏やかに作用するので副作用の心配がありません。

しかし、配合される成分の種類や量によって副作用が強く出ることもあるので、注意が必要です。

参考:医薬品・医薬部外品・化粧品

このように男性用育毛剤は、女性の頭皮に合わないので副作用が強く出ます。ですから、くれぐれもお父さんや旦那さんの育毛剤は使わないようにしてください。

まとめ

女性が男性用育毛剤を使うことは危険です。薄毛を改善するどころか、抜け毛が増えて頭皮もボロボロになります。

ですから家にあるからと、お父さんや旦那さんの育毛剤を使うのはくれぐれも止めましょうね。