女性の薄毛遺伝率は○%!育毛剤で治る?抜け毛や細毛が遺伝する仕組みを解説

女性の薄毛遺伝率は○%!育毛剤で治る?抜け毛や細毛が遺伝する仕組みを解説

『ハゲは遺伝する』とよく聞きますよね。

たしかにおじいちゃんやお父さんがハゲている男性は、同じような髪型?風貌?をしていることが多いと感じます。

でも、これって女性の薄毛にも当てはまるのでしょうか?

じつは女性の遺伝性薄毛の確率は…0%ではありません。

そこで女性の薄毛が遺伝する割合や仕組みを解説します。また、遺伝性薄毛の対策方法や効果的な女性用育毛剤を紹介するので参考にしてください。

女性の薄毛と遺伝の関係

こんにちは。毛髪診断士のAYAKOです。

この章では、女性の薄毛と遺伝の関係性についてお話します。

薄毛に悩む女性の中には、お父さんやおじいちゃん、またはお母さんやおばあちゃんが薄毛だから自分も仕方ないのかな?と思っている方もいますよね。

私も抜け毛が増えた時、父や祖父が禿げているので遺伝かもと考えました。

でも実際のところ女性の薄毛と遺伝は関係があるのでしょうか?

はっきりと解明されていない

じつは女性の薄毛と遺伝の関係性は、はっきりと解明されていません。

それもそのはずで、そもそも女性の薄毛原因自体が、まだ突き止められていないんです。

しかも、女性の薄毛研究は男性に比べて何十年も遅れています。ですから、まだわからないことが多く、遺伝との関係性もそのひとつ。

きっと、これから色々なことが解き明かされて、遺伝との関わりについてもはっきりする日がくるでしょう。

女性の薄毛遺伝確率は…

しかし女性の薄毛遺伝確率は、25%と言われています。

女性は父親と母親の2人が揃って薄毛遺伝子を持っている場合のみ受け継ぐからです。

女性の薄毛遺伝

●薄毛遺伝子あり○薄毛遺伝子なし
父●+母●=遺伝する
父●+母○=遺伝しない
父○+母●=遺伝しない
父○+母○=遺伝しない
女性の薄毛遺伝確率は…

でも、薄毛治療を行っている医師の間では『女性の遺伝による薄毛は少ない』とする説と『女性の薄毛の半数以上が遺伝である』とする説があります。

薄毛の専門家でも意見が分かれるほど女性の薄毛と遺伝の関係性は、はっきりしていないんです。

ただ、ひとつだけわかっていることは、女性の薄毛遺伝確率が0%ではないということ。

ですからハゲ家系の女性は、もしかしたら遺伝性の薄毛になるかもしれません。

女性の遺伝性薄毛は治るの?

遺伝による薄毛と聞くと治らない感じがしますよね。避けられないというか、逃れられないというか『不治の病』的に感じてしまう…。

しかし、そんなことありません。きちんとした薄毛対策を行えば細毛や抜け毛が防げて、進行を止めることができるんです。

また女性は男性よりも薄毛の遺伝確率が低く、ケアに対する効果が出やすいので、育毛剤などのセルフ対策で十分に改善が可能です。

遺伝性薄毛の仕組み

ここでは遺伝による薄毛がどのように起こるのか、仕組みについて解説します。

仕組みをしっかり理解することで効果的な対策方法がわかり、育毛剤を選ぶ時にも役立ちます。

それでは一緒に見てみましょう。

2つの薄毛遺伝子

女性の遺伝性薄毛は男性ホルモンの影響で起こり、女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。

ちなみに人差し指より薬指の長い女性は男性ホルモンの活性が高いと言われているので、確かめてみてください。

ちなみに人差し指より薬指の長い女性は男性ホルモンの活性が高いと言われているので、確かめてみてください。

私は明らかに薬指が長いので、男性ホルモンが活発に働いているみたいです。

参考:ダイヤモンド・オンライン

女性の体には微量(男性の10分の1~20分の1)の男性ホルモンが存在していて、5αリダクターゼと呼ばれる脱毛酵素と結びつくと、脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。

女性の体には微量(男性の10分の1~20分の1)の男性ホルモンが存在していて、5αリダクターゼと呼ばれる脱毛酵素と結びつくと、脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。

そして脱毛酵素の活性が高い遺伝子と、脱毛ホルモンの影響を受ける感度が高い遺伝子の2つを受け継ぐと遺伝性薄毛が発症します。

脱毛酵素の活性が高い遺伝子

脱毛酵素の活性が高い遺伝子は、父親または母親のどちらかが持っていると受け継ぎます。

しかも優性遺伝なので父親と母親の両方が持っていると、より活性が高いほうを受け継ぐ形です。

脱毛ホルモンの影響を受ける感度が高い遺伝子

脱毛ホルモンの影響を受ける感度が高い遺伝子は、父親または母親のどちらかが持っていると受け継ぎます。

もちろん両親が持っている場合は、どちらかの遺伝子を確実に受け継ぎますが、女性は父親の遺伝子を受け継ぎやすい傾向にあります。

この2つの遺伝子を代々受け継いでいる家系は、男性陣がハゲている可能性が高いです。

ですから、お母さんは薄毛ではないけど、その父親(母方のおじいちゃん)がハゲていた場合、遺伝性の薄毛になる可能性があります。

しかし、身内にたくさんハゲてる人がいる=自分が絶対に薄毛になる…わけではありません。

女性の薄毛は1つの原因で起こることはなく、色々な要因が重なり合って発症します。

また、女性には髪の毛を太くしたり、抜けにくくしたりする女性ホルモンが男性ホルモンよりも多く存在するので、バランスを崩さなければ遺伝性薄毛の発症を抑えることも可能です。

でも、自分が本当に『薄毛になりやすい体質』なのかは、調べないとわかりませんよね。

そこで次の章では、遺伝子検査についてお話します。

遺伝子検査について

薄毛遺伝子検査は、薄毛専門病院や遺伝子検査キットで調べることができます。

検査方法は口の中の粘膜、血液、髪の毛のいずれかを摂取して調べるだけで簡単です。

クリニック

クリニックで行う場合、検査費用は約2万円。その他に初診料が5,000円前後かかります。検査結果は2~3週間後です。

カウンセリングや問診などを受けてから調べることになるので、1時間くらいは掛かります。

忙しく時間がない方にはおすすめできませんが、専門家の意見が聞けるので不安がある方にはいいと思います。

遺伝子検査キット

遺伝子検査キットの相場は13,000円~16,000円くらい。検査結果は2~3週間後です。

近くに遺伝子検査をしてくれる病院がない方におすすめします。

キットは自宅に居ながら検査ができるので簡単で恥ずかしさもありません。しかも、クリニックよりも安く済むのでコスパ的にも満足ですね。

遺伝子検査をしたから遺伝による薄毛が治るわけではありませんが、自分の状況をしっかりと受け止め、しなくてはならないことが見えてきます。

また遺伝子を受け継いでないと確認できれば、遺伝以外の薄毛対策法を考えるきっかけにもなります。

もし自分が『遺伝による薄毛かもしれない…』と、考え込んでいるなら検査をして確かめるのはとてもいいことです。

さて、次の章で最後になります。遺伝性薄毛の対策方法についてお話しましょう。

遺伝性薄毛の対策法

遺伝による薄毛の対策方法は3つ。女性ホルモンを減らさない、男性ホルモンを活発にさせない、脱毛酵素を増やさないです。

それでは1つずつ詳しくお話します。

女性ホルモンを減らさない

まず、1つ目は女性ホルモン量を低下させないことです。

遺伝性の薄毛は、体内に存在する女性ホルモンと男性ホルモンがバランスを保つことで発症を抑えられます。

しかし、女性ホルモンはストレスや血行不良などの影響で分泌量が減ってしまいます。

ですから普段からストレス発散を心がけ、体を冷やさないようにしてください。

ストレス解消方法・カラオケ

好きな歌をうたうと、ストレスホルモン(コルチゾール)が減ることがわかっています。

ストレス解消方法・カラオケ

参考:第一興商

参考:DKエルダーシステム

また、ストレスによって緊張した体をリラックス状態にしてくれる効果もあります。

ストレス解消方法・運動

わずかな運動でもストレスを減らす物質GABAの量が増えるので、ストレッチやウォーキングなどを日常に取り入れるといいでしょう。

また、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンの量が増えて、気分の高まりやイライラを抑えてくれます。

参考:産経ニュース

血行促進方法・ビタミンEの摂取

アーモンドやうなぎ、アボカドなどの含まれるビタミンEには毛細血管を拡げる作用があります。

また、女性ホルモンの分泌を調整する作用もある薄毛女性に欠かせない成分です。

参考:アーモンドミルク研究会

血行促進方法・入浴

体の中と外をいっぺんに温めるお風呂。骨盤内にある卵巣を元気にして女性ホルモンの分泌量をアップします。

女性におすすめの入浴方法

  • 湯船の温度は40度以下
  • 入浴時間は10分~15分
  • 寝る1時間半~2時間前に入浴

男性ホルモンを活発にさせない

2つ目は、男性ホルモンの働きを活発にさせないことです。

睡眠不足や運動不足、偏った食事など、生活習慣が乱れると男性ホルモンが優位になって、活性化されます。

不規則な生活を見直すことで、遺伝による薄毛を進行させる男性ホルモンを抑えられます。

質の良い睡眠

睡眠不足を解決するには、ただ眠る時間を増やせばいいと思っていませんか?

男性ホルモンを活発にさせない眠りは、睡眠時間よりも質が大事なんです。

睡眠には、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠があり、朝起きるまでくり返されています。

睡眠には、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠があり、朝起きるまでくり返されています。

質の良い睡眠とは、寝付いてすぐに表れる『ノンレム睡眠』をいかに深くするかです。

最初のノンレム睡眠を深くする方法

  • カフェインは夕方まで
  • 食事は寝る3時間前まで
  • 寝ながらスマホは禁止
  • 部屋を暗くする
  • 寝酒を止める

男性ホルモンが優位に働かないように、質の良い睡眠を心がけることで遺伝による薄毛を防げます。

適度な運動

ウォーキングや水泳などの有酸素運動を続けていると男性ホルモンが消費されます。

1回10分のウォーキングを1日3回行うだけでも男性ホルモンの量が減るので、小まめに歩くことを心がけてください。

反対に激しい運動や筋トレなどを行うと男性ホルモンの分泌が盛んになります。

ですから、脱毛酵素の活性が高い遺伝子と脱毛ホルモンの影響を受ける感度が高い遺伝子を受け継いだ方は、ほどほどにしないと遺伝性薄毛が進行します。

バランスの良い食事

男性ホルモンはコレステロールを材料に作られます。

好きなものばかり食べていると、コレステロールの量が多くなりがちです。

とくに外食が多い、コンビニなどのお弁当ばかり、デザートは必須などの女性は注意しましょう。

野菜や海草類、青魚などを積極的に摂るようにして、バランスの良い食事を間座してください。

脱毛酵素を活性化させない

3つ目は脱毛酵素である5αリダクターゼの働きを抑えることです。

脱毛酵素は、亜鉛やイソフラボンを含んだ食べ物を摂ることで抑制することができます。

亜鉛を多く含んだ食べ物

  • 牡蠣
  • シジミ
  • レバー
  • 牛肉
  • カニ

イソフラボンを多く含んだ食べ物

  • 豆腐
  • 納豆
  • きな粉
  • 味噌
  • 油揚げ

このように遺伝性の薄毛は、育毛剤と共にストレスの発散や質の良い睡眠、バランスの整った食事を心がけることで防げます。

『遺伝だから仕方ない…』と諦めるのではなく、自分でできるケアから始めることが大切です。

まとめ

女性の薄毛と遺伝の関係は、まだまだ研究段階にあります。

ですから、遺伝によって女性の薄毛が起こるのか、本当のところはわかっていません。

ただ、薄毛の遺伝子を受け継ぐ確率は0%ではないので、しっかりとケアをすることが大切です。

育毛剤と日常的なケアを毎日続けることで、遺伝のよる薄毛を防ぐことはできます。結果を焦らずに諦めないでケアしてください。

そして、そのお手伝いを少しでもできれば幸いです。