粃糠性(ひこう性)脱毛症は治る?原因や症状、効果のある女性用育毛剤を解説

粃糠性(ひこう性)脱毛症は治る?原因や症状、効果のある女性用育毛剤を解説

ひこう性脱毛症って聞いたことがありますか?

とても珍しいタイプの脱毛症なので知らない方も多いと思いますが、女性でも発症する薄毛のひとつです。

大量のフケを伴う脱毛症で、根本的な原因は解明されていません。ただ、色々なことが重なり合って起こる脱毛症だと言われています。

そのため発症原因が個人によって違うので、自分に合った改善方法を見つけることが大切です。

今回はひこう性脱毛症の原因や症状、有効な改善方法について解説します。また、効果のある女性用育毛剤をご紹介するので参考にしてください。

粃糠(ひこう)性脱毛症とは?

こんにちは。毛髪診断士のAYAKOです。

ひこう性脱毛症は発症率が低い薄毛で、女性よりも男性、とくに思春期以降の男の子に起こりやすいと言われています。

だから『へーこんな脱毛症があるんだ』と思うのも当たり前です。私も毛髪診断士を目指すまで、ひこう性脱毛症なんて聞いたことありませんでした。

そこで、まずはひこう性脱毛症とは一体どんな薄毛なのか探っていきましょう。ここでは次の3つについて解説します。

  • 症状
  • 脱毛箇所
  • 毛根の形

では、一緒に見てみましょう。

症状

ひこう性脱毛症の特徴的な症状は、フケの大量発生です。

目に見える大きさのフケが髪の毛にびっしりと引っ付きます。また、かさぶた状のフケが頭皮を覆います。

ひこう性脱毛症のフケは、1日に何度も頭を洗ってもなくなりません。ですから、季節の変わり目や乾燥による一時的なフケとは明らかに違います。

また、頭皮に強いかゆみや炎症(赤み)が起こるのも症状のひとつです。ガシガシと掻いてもかゆみが治まらず、温感を感じることもあります。

そして、2つの症状と共に抜け毛の量が増えたらひこう性脱毛症です。

脱毛箇所

次にひこう性脱毛症の脱毛箇所についてです。

ひこう性脱毛症を発症すると、分け目やつむじ周りから髪の毛が抜け始めます。

進行するタイプの薄毛で、ほったらかしにしていると頭全体に広がる可能性も!気がついたら早めにケアすることが大切です。

毛根の形

そして、ひこう性脱毛症の毛根の形について。

そして、ひこう性脱毛症の毛根の形について。

毛根と言えば、上のイラストのように先が膨らんでいる形を思い浮かべますよね。

毛根の下にある膨らみは『毛球』と言って、発毛を指示する毛乳頭細胞や、髪の毛を作る毛母細胞が機能している場所。とても重要な部分です。

でも、ひこう性脱毛症の毛根は少し違っていて、毛球に『もやしのひげ』みたいな突起物が付いています。

ですから、大量のフケや頭皮のかゆみを伴う抜け毛が気になるなら、毛根をチェックしてみましょう。

もし、毛根の先が丸くなくヒゲを生やしていたらひこう性脱毛症の可能性があります。

ここまで聞き慣れないひこう性脱毛症について説明しましたが、原因に関しては次の章で詳しくお話します。

粃糠(ひこう)性脱毛症の原因

最初にも言いましたが、ひこう性脱毛症は原因不明の薄毛。しかし、角質異常や乾燥などによる大量のフケが引き金となって起こります。

そして大量のフケが頭皮を覆うことで髪の毛が生えにくくなったり、雑菌が増殖したりします。また毛穴を塞いだり、詰まったりすることで毛根が炎症を起こし、抜け毛が増加。ひこう性脱毛症の発症です。

そこで、大量のフケによって起こるひこう性脱毛症の原因を3つに分けて解説します。

  • 内因的
  • 外因的
  • 病気

では、ひとつずつ解説します。

内因的

まず1つ目は、内因的な原因です。

フケの発生は精神的、身体的なものと深く関わっています。おもに『ストレス』『女性ホルモンの分泌量低下』『生活習慣の乱れ』です。

ストレス

ストレスによって自律神経が乱れると、頭皮の生まれ変わりであるターンオーバー(新陳代謝)のリズムが崩れます。

フケは古くなった角質がターンオーバーによって剥がれ落ちたもの。ターンオーバーがうまく行われないと未熟な角質が塊となって剥がれ落ち、目に見える大きなフケとなります。

フケは古くなった角質がターンオーバーによって剥がれ落ちたもの。ターンオーバーがうまく行われないと未熟な角質が塊となって剥がれ落ち、目に見える大きなフケとなります。

女性ホルモンの分泌量低下

皮脂腺をコントロールしている女性ホルモン。ストレスや加齢、環境の変化などによって分泌量が減ると、皮脂量も少なくなります。

皮脂は頭皮を守るバリア機能のひとつ。紫外線などの外部攻撃を防ぎ、水分の蒸発を防ぎます。

そのため女性ホルモンの分泌量が減ると、頭皮が乾燥してフケが発生。そのままの状態が続くと、ひこう性脱毛症の発症です。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れとは、偏った食事、運動不足、睡眠不足です。

まず偏った食事はフケを防ぐ効果のあるビタミン不足を招きます。

とくに皮脂量をコントロールするビタミンB群、ターンオーバーを整えるビタミンA、頭皮の乾燥を抑えるビタミンCなどが不足するとひこう性脱毛症が悪化します。

また、運動不足はターンオーバーのリズムを悪くする原因です。

運動をしないと筋肉量が落ち、全身に血液を送る力が弱まり血行不良になります。

血液は頭皮に酸素や栄養素を届け、老廃物を排出する器官。血行不良によって、役割が果たせなくなると、頭皮の生まれ変わり周期が乱れます。

そして睡眠不足。

睡眠中には、自律神経やホルモンのバランス、ターンオーバーのリズムを整える成長ホルモンが大量に分泌されています。

そのため、寝不足が続くと自律神経やホルモンバランスが乱れて、血行不良や皮脂の過剰分泌が起こります。

またターンオーバーのリズムも崩れてしまうので、角質異常が起こりやすくなり、ひこう性脱毛症の原因となるのです。

外因的

2つ目は、外因的な原因です。

物理的な刺激によってもひこう性脱毛症は発症します。

シャンプー剤

普段使っているシャンプー剤を変えた、旅行先のホテルに備え付けてあったシャンプー剤を使ったなども原因のひとつです。

頭皮に合わないシャンプー剤や、刺激の強いシャンプー剤は赤みやかゆみ、フケの原因になります。

また、シャンプーをする回数が多かったり、すすぎが不十分だったりした場合も頭皮が乾燥してフケが発生するので、気をつけてください。

紫外線

紫外線を浴びることで頭皮の水分が蒸発したり、毛根内の細胞が傷ついたり、皮脂が酸化して刺激物質に変化したりします。

そのため、ターンオーバーの乱れや乾燥などが起こります。

病気

3つ目は病気。ひこう性脱毛症は、病気が引き金となって発症することがあります。

アレルギー

アレルギー体質は、ひこう性脱毛症になりやすいそうです。

はっきりと解明されていませんが、免疫グロブリンと呼ばれるたんぱく質と関係があるのではないかと考えられています。

また、シャンプー剤や薬剤(カラー剤やパーマ剤)などでアレルギー反応が起こると、それがきっかけとなり、ひこう性脱毛症が発症。悪化しやすいので厄介です。

皮膚炎やホルモン異常

また、刺激物質に触ることで起こる接触性皮膚炎や、甲状腺ホルモンの分泌異常が原因となり、ひこう性脱毛症が発症することも。

接触性皮膚炎の症状は、かぶれや赤み、湿疹などで、ひどくなるとターンオーバーが乱れフケが発生します。

また、甲状腺ホルモンには皮脂量をコントロールする作用があります。

ここまでが、ひこう性脱毛症の考えられる原因です。ターンオーバーの乱れや頭皮の乾燥、血行不良や皮脂の過剰分泌、雑菌の繁殖など色々ありましたね。

しっかりと原因を把握することができれば、それに合った改善方法がわかります。

次の章では、ひこう性脱毛症の治し方についてお話します。

粃糠(ひこう)性脱毛症の効果的な治し方

ひこう性脱毛症の改善方法は、セルフケアと病院が基本です。

しかし初期のひこう性脱毛症や、フケやかゆみが少ない軽度のタイプ、原因がはっきりしている場合はセルフケアで治る可能性があります。

セルフケア

まずは自宅で行えるセルフケア。次の5つの改善方法を試して様子を見てから病院へ行ってもいいと思います。

シャンプー剤の見直し

最初はシャンプー剤の見直しです。

病気やストレス、加齢などによって体調が変化すると、今まで使っていたシャンプー剤が合わなくなることがあります。そんな時は、シャンプー剤を見直してみましょう。

現在、テレビのCMや雑誌に紹介されている有名なシャンプーを使っている方もいますよね。

『潤いのある髪の毛』『輝く髪』『ハリ、ツヤのある美しい髪』など、色々なキャッチコピーを聞くと『使ってみたーい』と思います。

でも、有名なシャンプーのほとんどが、洗浄力・脱脂力の強い成分が配合された高級アルコール系の商品です。

とても泡立ちが良く、汚れや皮脂をしっかり落としてくれるシャンプー剤ですが、頭皮には刺激が強すぎます。

ひこう性脱毛症の頭皮は炎症を起こしているので、刺激の少ない優しいシャンプー剤がおすすめです。

例えば、皮膚の主成分アミノ酸から作られたシャンプー剤。必要な皮脂は残し、汚れを落としてくれるので、ひこう性脱毛症の頭皮に合っています。

育毛剤の使用

次に育毛剤の使用も改善方法のひとつ。ひこう性脱毛症におすすめの育毛剤は、セファランチン配合の商品です。

セファランチンは植物から抽出したエキスで、円形脱毛症やひこう性脱毛症に効果がある成分。血行促進効果やアレルギー抑制作用などがあります。

また、女性用育毛剤には保湿成分や殺菌成分、細胞活性化成分など、ひこう性脱毛症に効果のある成分が配合されています。

ひこう性脱毛症におすすめの育毛剤

セファランチンが配合されている『ルプルプ(LPLP)薬用育毛エッセンス』がおすすめです。

セファランチンが配合されている『ルプルプ(LPLP)薬用育毛エッセンス』がおすすめです。

バイオテクノロジーの研究をしているタカラバイオと共同開発された女性用育毛剤で、毛根内の細胞に直接働きかける成長因子(グロスファクター)FGF-7を増やす効果に優れています。

また成分にもこだわり、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムや血行促進作用のあるセンブリエキスなども配合されているので、ひこう性脱毛症に最適な育毛剤です。

公式サイトはこちら♪

基本情報

金額定期便⇒初回購入価格1,980円(税込)
送料無料
代引き手数料定期便⇒無料

生活習慣の改善

また生活習慣を改善することも、ひこう性脱毛症にとって重要です。

バランスの取れた食事は皮脂の分泌量を整えたり、頭皮の細胞を活性化したりします。

積極的に摂りたい栄養素はビタミンB群、ビタミンA、ビタミンCです。

ビタミンB群、A、Cを含んだ食べ物

ビタミンB群マグロ、牡蠣、レバー、バナナ、ほうれん草など
ビタミンAうなぎ、人参、ニラ、すいか、鮎など
ビタミンCブロッコリー、イチゴ、たらこ、ピーマン、ユズなど

ただし、サプリメントで摂取するときは量に気をつけましょう。ビタミンAを過剰摂取した場合、頭痛や疲労感などの体調不良が起こります。

ストレス発散

ストレスを発散することで自律神経が整い、血行不良が改善されます。ストレスを感じたらすぐに発散することがコツ!

簡単にできるストレス発散方法

  • ガムを噛む
  • 深呼吸
  • ツボ押し

ガムを噛む

一定のリズムで噛むことで、リラックスホルモンが分泌されます。

深呼吸

自律神経のバランスを整えて、ストレスホルモンの分泌量を減らします。ゆっくり吸って吐いてをくり返すと効果的。

ツボ押し

ツボを刺激することで、自律神経のバランスが整い、血行が促進されます。

ストレス発散に効果的なツボ

  • 神門(しんもん)
  • 労宮(ろうきゅう)
  • 合谷(ごうこく)
ストレス発散に効果的なツボ
神門(しんもん)

手首の内側にある横じわの小指側。少し窪んだところにあります。

神経の緊張を和らげ、高ぶりを抑えます。イライラや不安があるときに効果的なツボです。

労宮(ろうきゅう)

手のひらの中央部分にあるツボです。こぶしを握った時に中指と薬指の先端があたるところにあります。

落ち込んだ心を癒してくれます。気分がざわついて落ち着かない時に効果的なツボ。

合谷(ごうこく)

手の甲にあるツボ。親指と人差し指が交差する部分から、やや人差し指側にある窪んだところです。くぼみがわからないときは、押して痛みを感じる部分。

ストレス解消だけではなく、頭痛や歯痛、風邪のひき始めなど色々な症状に効果がある万能のツボです。

ストレスで体調が悪くなった時に刺激するのもいいですよ。

紫外線対策

ひこう性脱毛症による抜け毛は、頭皮環境が悪化すると増えます。

紫外線は頭皮や髪の毛だけではなく毛根内の細胞も攻撃。そのため、ターンオーバの乱れや細胞分裂の低下などが起こります。

頭皮や髪の毛のUV対策には、帽子や日傘、スプレーなどがありますが、おすすめは日傘。

ひこう性脱毛症の症状が出ている時に帽子を被ると、余計に頭皮環境が悪くなり、フケが増加。スプレーは弱った頭皮に刺激が強すぎます。

日傘を選ぶ時はUVカット率が高く、内側にもUV加工がしてあるもので選んでください。

病院(皮膚科)での治療

ひこう性脱毛症がセルフケアで治らなかったり、症状が強かったりしたときは、皮膚科で治療します。

頭皮の炎症を抑えるステロイド剤、菌の繁殖を抑える抗真菌薬などの塗り薬や、ビタミンB2やB6をはじめとするビタミンを含んだ飲み薬やアレルギーを抑える内服薬などが処方されるそうです。

また、かゆみ止めや抗菌シャンプーなどを併用することもあります。

完治までの時間は個人差があり、症状が慢性化したり悪化したりすることもあるので、病院との相性も大事です。

まとめ

ひこう性脱毛症は根本的な原因が解明されていませんが、大量のフケや乾燥を防ぐことで治る薄毛です。

病院での治療の前に、まずは自宅でシャンプーを変えたり、育毛剤を使ってみたりすることをおすすめします。

また、ひこうせい脱毛症は生活習慣の乱れやストレスがきっかけとなって発症すこともあるので、忙しい女性は、少しゆっくりすることも心がけてくださいね。