敏感肌の女性が使っても赤みやかゆみが出ない低刺激な育毛剤の選び方

敏感肌の女性が使っても赤みやかゆみが出ない低刺激な育毛剤の選び方

敏感肌の女性は、育毛剤を選ぶのにも気を使いますよね。

ちょっとでも頭皮に合わないと赤くなったり、かゆみが出たりするかも…と心配になると思います。

頭皮に刺激の少ない育毛剤を探そうとしても、種類が多くて迷ってしまったり、成分表を見てもよくわからなかったり…。

そこで今回は、頭皮が敏感になる原因や敏感肌さんの薄毛が悪化する理由、刺激の少ない成分について解説します。

もちろん敏感肌でも安心して使える育毛剤の選び方も説明しますので参考にしてください。

頭皮が敏感になる原因

敏感肌の女性は、髪を染めたり、強い日差しを浴びると頭皮がヒリヒリしたり、赤くなることがありますね。

このように頭皮が敏感になる原因は、次の3つです。

  • ターンオーバーの乱れ
  • 角質層の乱れ
  • 保湿成分の減少

ターンオーバーの乱れ

頭皮が敏感になる1つ目の原因はターンオーバー(新陳代謝)の乱れです。

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わり周期のことで、表皮の基底層で作られた細胞が徐々に押し上げられ、垢やフケとなって剥がれ落ちるまでのことを言います。

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わり周期のことで、表皮の基底層で作られた細胞が徐々に押し上げられ、垢やフケとなって剥がれ落ちるまでのことを言います。

頭皮は、角質層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底層の4つの層で成り立つ表皮が、ターンオーバーを正常にくり返すことで、外部からの攻撃をはね返し、水分の蒸発を防いでいます。

そのため、ターンオーバーが加齢やストレスなどで乱れると、角質層が厚くなったり、内部の保湿成分が減少して、表皮の状態が不安定になり、頭皮が敏感になるのです。

角質層の乱れ

2つ目の原因は角質層の乱れです。

角質層の乱れ

頭皮を覆っている角質層は、皮脂膜、細胞間脂質(さいぼうかんししつ)、角質細胞がバランス良く保つことで外的刺激からの攻撃を防ぎます。

そのため、この3つのバランスが崩れると角質層が乱れ、紫外線などの刺激が頭皮の奥まで届きます。

保湿成分の減少

3つ目の原因は保湿成分の減少です。

頭皮はセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分がバランスを保つことで守られています。

頭皮はセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分がバランスを保つことで守られています。

保湿成分が減少すると、頭皮を構成している細胞同士の結びつきが弱くなり、すき間ができます。

すると紫外線などの刺激が、神経や血管と繋がっている部分にまで届き、ひりつきやかゆみなどを誘発します。

このように頭皮は、ターンオーバーがうまくいかなかったり、角質層が乱れたり、保湿成分が減ることで敏感になります。

次の章では敏感肌の薄毛が悪化する理由についてお話します。

敏感肌だと薄毛が悪化する理由

敏感肌は普通肌に比べてバリア機能が弱く、頭皮内部が乾燥しているため、外部からの刺激を受けやすくなっています。

敏感肌の薄毛が悪化する主な理由は次の3つです。

  • 毛根がダメージを受ける
  • 毛根に栄養が届かない
  • 頭皮環境の悪化

毛根がダメージを受ける

まず敏感肌の薄毛が悪化する1つ目の理由は、毛根のダメージです。

毛根は毛穴の中に位置するので、紫外線や乾いた空気などの攻撃をダイレクトに受けることはありません。

しかし、バリア機能が弱った敏感肌の毛穴は炎症しやすく、その影響で毛根が細くなり、抜け毛が増えます。

毛根に栄養が届かない

2つ目の理由は、毛根に栄養が届かないからです。

毛根には、発毛をコントロールする毛乳頭や、毛髪生成工場の毛母細胞があり、分裂をくり返すことで髪の毛が成長します。

毛根内の細胞が活発に分裂をするには、毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素が必要です。

毛根内の細胞が活発に分裂をするには、毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素が必要です。

しかし、敏感肌の頭皮は乾燥しているので血の巡りが悪く、毛根への栄養供給が不十分な状態。

そのため、毛根内の細胞は分裂を活発に行うことができず、細い毛ばかりを作り出すのです。

頭皮環境の悪化

3つ目の理由は、頭皮環境の悪化です。

髪の毛は、土台となる頭皮の環境がきちんと整っていないと、スムーズに成長しません。

敏感肌の頭皮はかゆみや赤みなどのトラブルを併発していることが多く、それが原因となって抜け毛が増えます。

例えば、頭皮に強いかゆみが発生すると、掻きむしって傷がつき、雑菌が繁殖。

頭皮に雑菌が繁殖すると髪の毛の成長サイクル(毛周期)が乱れ、生えてくる本数よりも抜ける本数のほうが多くなり、薄毛が悪化します。

では、どのようなことに気を付ければいいのか、次の章で紹介します。

敏感肌の薄毛を防ぐ方法

敏感肌の薄毛を防ぐ方法は次の3つ。

それぞれを詳しく説明します。

  • ヘアケアを見直す
  • 外的刺激から頭皮を守る
  • 水分や栄養分を育毛剤で補給する

ヘアケアを見直す

1つ目の方法は、シャンプー剤や洗髪方法、ドライヤーのかけ方の見直しです。

間違ったヘアケア方法を正しくするだけで、頭皮の環境が整い、太い毛が生えやすくなります。

どのタイプのシャンプーを使っていますか?

最初はシャンプー剤から見てみましょう。

シャンプー剤には、いくつかのタイプがあり、大きく分けると次の3つ。敏感肌にはアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

  • 高級アルコール系
  • 石鹸系
  • アミノ酸系

テレビのCMなどでよく見かける有名なシャンプー剤は『高級アルコール系(硫酸系)シャンプー』と呼ばれていて、非常に洗浄力の高い成分が配合されています。

成分表示欄に『ラウレス硫酸○○』や『ラウリル硫酸○○』と記載があります。

頭皮の汚れはもちろん、皮脂もすべて落としてしまい、刺激が強いので敏感肌には不向きです。

次に天然素材で作られている石鹸系シャンプー。

頭皮に優しいと言われていますが、洗浄力がなかなか強く、必要な皮脂まで落としてしまいます。

また、石鹸系シャンプーは弱アルカリ性なので、弱酸性の頭皮や髪の毛とは合わず刺激になり、洗い上がりがギシギシときしみます。

しかも、石鹸カスが残りやすく、ベタベタするので扱いにくいシャンプー剤です。

最後はアミノ酸系シャンプー。

頭皮や髪の毛の主成分と同じアミノ酸から作られているので、低刺激で敏感肌でも安心して使えるシャンプー剤です。

また、適度な洗浄力なので、皮脂を落とし過ぎずに乾燥も防ぎます。

ただ、スタイリング剤などが落ちにくいので、その場合は2度洗いの必要があります。

このようにシャンプー剤は大きく分けて3種類。

現在使っているシャンプー剤が、高級アルコール系や石けん系ならば、見直しましょう。

ちゃんとすすいでいますか?

次に洗髪方法について。

頭皮環境を整えるには、髪の毛の洗い方を見直すことも大切で、ポイントは、予洗い、温度、すすぎ。

頭皮環境を整えるには、髪の毛の洗い方を見直すことも大切で、ポイントは、予洗い、温度、すすぎ。

まず、髪の毛を洗う前にブラッシングをして、ほつれた毛をほぐし、ほこりなどの汚れを取ります。

そして、シャンプー剤をつける前には、しっかりと予洗いをしましょう。頭皮や髪の毛の汚れは予洗いで70%落ちます。

それからシャンプー剤をつけて洗っていくのですが、この時ゴシゴシと爪を立てるのではなく、指の腹を使って汚れを落としましょう。

その後、シャンプー剤を流しますが、お湯の温度はぬるめの38℃くらいがベスト。温度が高いと必要な皮脂まで流れてしまい、頭皮が乾燥します。

最後はすすぎ。洗髪の一番大事なポイントです。

すすぎはシャンプー剤の『ぬるつき』が取れたら終わりではありません。

ぬるつきが取れても、シャンプー剤の成分が頭皮に残っているので、そこから3分程度はすすぎを続けます。

『えっ、ここまでするの?』と思うところまで、十分にすすぎをすると、シャンプー剤の洗い残しが防げ、頭皮の状態が整います。

自然乾燥で乾かしていませんか?

洗った後の髪の毛を自然乾燥で乾かしている方は、すぐに止めましょう。

髪の毛を濡れたままにしていると、キューティクルが傷んで切れやすくなり、頭皮には雑菌が繁殖して、かゆみやニオイの元になります。

きちんとドライヤーで乾かすことが大切です。

まず、ドライヤーを使う前にタオルドライでしっかりと水分を取りましょう。

タオルドライを十分にすることで、ドライヤーを使う時間が短縮されます。

ドライヤーで髪の毛を乾かすときは、素早く、頭皮にあまり温風を当てないようにしましょう。

また、頭皮から20㎝程度離して、つむじから毛先に向かって乾かすと、髪の毛につやが出ます。

最後に冷風で頭皮や髪の毛を冷やしクールダウン。熱がこもったままだと、水分が蒸発するので気を付けましょう。

このようにシャンプー剤や洗髪方法、ドライヤーのかけ方を見直すことで、頭皮の状態が整って、太い毛が育ちやすくなります。

外的刺激から頭皮を守る

敏感肌の薄毛を防ぐ2つ目の方法は、乾燥や紫外線から頭皮を守ることです。

外部の刺激から頭皮を守ることで、赤みやかゆみなどのトラブルを防ぐことができ、髪の毛の成長がスムーズに行われます。

最近は、頭皮の乾燥対策や紫外線対策に効果的なアイテムがたくさん発売されているので、それぞれのメリット、デメリットについてお話します。

敏感肌におすすめの乾燥対策アイテム

ローション

メリット
・頭皮内にしっかりと水分補給ができる
・べたつきが少なく、扱いやすい
デメリット
・オイルのように頭皮を覆うことがないので、物足りなさを感じる

オイル

メリット
・皮脂の代わりとなって頭皮内部の水分蒸発を防ぐ
・ビタミンやミネラルなどが豊富
デメリット
・べたつきやすいのでオイリータイプの敏感肌には向かない
・酸化しやすい
・アレルギーの原因になることもある

敏感肌には扱いやすく、刺激になりにくいローションがおすすめです。

オイルは酸化すると頭皮の刺激となるので、紫外線を浴びた時や開封後の保存方法など注意が必要。

敏感肌におすすめの紫外線対策アイテム

帽子

メリット
・頭皮をしっかりと隠すので、紫外線防御力が高い
・おしゃれが楽しめる
デメリット
・蒸れる
・雑菌が繁殖しやすくなる
・頭皮が締め付けられて、血行が悪くなる

日傘

メリット
・手軽
・頭皮に負担を与えない
デメリット
・照り返しの紫外線は防止できない
・置き忘れ

UVスプレー

メリット
・使いやすい
・携帯できる
デメリット
・汗で落ちやすい
・コスパが悪い

敏感肌の紫外線対策は、日傘&スプレーのW対策が効果的です。

帽子は雑菌が繁殖しやすく、それが刺激となって頭皮が赤くなったり、かゆみが出ます。

【水分や栄養分を育毛剤で補給する】

育毛剤で頭皮に水分と栄養を補給すると、頭皮環境が整い、毛根内の細胞が活発になるので、太い毛が生えやすくなります。

また、無添加の育毛剤は頭皮を刺激することがないので、安心して毎日使え、敏感肌におすすめです。

しかも、美容成分が配合されているので、髪の毛のパサつきや頭皮のエイジングにも効果があります。

このように敏感肌の薄毛を防ぐ方法は3つありますが、育毛剤でのケアが最も有効です。

そこで、次の章では敏感肌におすすめの育毛剤を選ぶ時のポイントを説明します。

敏感肌でも安心して使える育毛剤の選び方

敏感肌でも安心して使える育毛剤は、次の3つの条件をクリアした商品です。

  • 無添加&低刺激
  • 返金保証サービス&お試し
  • パッチテスト済み

無添加&低刺激

1つ目は、無添加で低刺激の育毛剤を選ぶことです。

女性用の育毛剤は、ほとんどが無添加ですが、敏感肌の場合、アルコール成分無添加の商品を選ぶようにしましょう。

アルコールは揮発性の成分で、刺激が強く、敏感肌の頭皮につけると乾燥が進み、赤くなったり、ほてりを感じたり、痛みが出ます。

また、頭皮トラブルが抜け毛の原因となって薄毛が悪化することもあるので、ノンアルコール育毛剤がおすすめです。

返金保証サービス

2つ目は、返金保証のサービスがある育毛剤や、お試しができる育毛剤を選ぶようにしましょう。

無添加で低刺激な育毛剤でも、実際に使ってみなければ頭皮との相性はわかりません。

返金保証サービスのある育毛剤なら、頭皮と合わなくても、購入した金額が戻ってくるので、気軽に試すことができます。

また、お試しセットなどがある育毛剤なら、お手軽な価格で購入できるので、お財布にも優しいです。

パッチテスト済み

3つ目は、パッチテスト済みの育毛剤を選びましょう。

パッチテストは育毛剤が頭皮の刺激とならないか、アレルギーの原因物質にならないかを確認する手段です。

パッチテスト済みの育毛剤は、刺激が少ないと判断された商品ですから、敏感肌でも安心して使えます。

敏感肌の薄毛に効果的な成分

敏感肌の薄毛に有効な成分は、抗炎症成分と保湿成分、抗酸化成分です。

それぞれの成分の効果を説明します。

抗炎症成分

頭皮の炎症を抑える抗炎症成分は、赤みやかゆみなどを抑える効果があります。

敏感肌の炎症を穏やかに落ち着かせる作用で、頭皮の状態を整えて、髪の毛が生えやすいようにする成分です。

保湿成分

頭皮の乾燥を防ぐ効果のある保湿成分。

敏感肌の頭皮に潤いを与え、水分の蒸発を防ぎ、バリア機能を整える作用で抜け毛を減らします。

抗酸化成分

頭皮の酸化を抑える抗酸化成分は、紫外線やストレスなどで発生する活性酸素の働きを弱める効果があります。

敏感肌の頭皮は、外的刺激を受けやすく活性酸素が発生しやすいので抗酸化成分は欠かせません。

活性酸素は、毛根内の細胞や毛細血管を傷つけ、髪の毛の成長を邪魔する厄介な物質。抗酸化成分の育毛剤を使うことで、発毛がスムーズに行われ、細かった毛も太くなります。

まとめ

敏感肌の薄毛は、頭皮環境の悪化や毛根へのダメージなどが原因となって進行します。

少しでも早く治したい場合は、頭皮の環境を整えながら、毛根へ栄養や水分を補給できる育毛剤を使うことをおすすめします。